理由

ある次元ある時間の話


「ねえ?ねえ?ね?どうして?どうして?別れなければならないの?」


「それは君が、君の想いが・・・」


「私が、私の想いが?」


「スゴク重かったためだよ・・」


「・・・」

しばらくの沈黙の後、女は男の顔を思い切り、ぶん殴る。

「バキッ!」


「ふん!男のくせに情けない!もっと私の想いをキチンと丸ごと受け止めてくれるイイ男、見つけるもん!」

そういうと、女は男に背を向けてスタスタと去っていく。

男はその姿を見ながらこう呟く。


「君の想いを丸ごと受け止めてくれるのは多分、イイ男でも・・・」




「地球でも・・・」
 ↓
「無理かもしれない・・・」


END